SLP insight report

内向きの価値観・思考メモ

ノイズキャンセリング

この社会、この世界には、くだらない議論や争い、そしてそれらを生み出す人々で溢れている。何もくだらない人々がいると言いたいわけではない。しかし、ある人達にとって重要な事柄が、自分にとってそうでないというのはしばしば起こりうる状況である。

 

そのような事柄に現実で出くわしたときどうするべきか。

答えは単純で「何もしない」ことだ。

 

ひとつの命に与えられた時間は短く、自分にとって本質的に価値のあるものに触れられるひとときはただでさえ希少だ。だからこそ、人生における不要な論点ひとつひとつに構うことなどないのである。

人との交流についても同様だ。無理に親交を拒む必要はないかもしれないが、「一緒にいてつまらない人」とは意識的に距離を置くべきである。

 

君子危うきに近寄らずとは言ったものだが、危険でなくともくだらない物・事・人からは離れるべきだ。そしてくだらない対象に充てる時間を、本質的な魂の活動のために使えば、いくらか人生は豊かなものになるだろう。